ビタースイー糖

見通しが甘いことでお馴染み砂糖のブログ

ホームレスの話

どうも砂糖です。

今日はホームレスの話をします。大阪の繁華街には今でもホームレスが割といます。大まかに分けて、梅田、難波、天王寺、西成にいます。

梅田と難波のホームレス達は日中は地上で寝たり空き缶を集めて小銭を稼いだりして暮らし、夜になると地下街や高架下で眠る生活をしています。

天王寺には天王寺公園という場所がホームレスの溜まり場でしたが、あべのハルカスという現段階で日本一高いビルが建てられる前後にほぼ全て追い出されてしまいました。そして難民と化したホームレス達は、その隣の駅にある西成の方に流れ着き、西成のホームレス人口が急増したりもしています。

 

さて、ここまでは近年の大阪のホームレス事情です。ここからは自分が関わったホームレスの話をします。

 

まず梅田のホームレス、ここには有名な占い師のホームレスがいます。彼は割とその道では有名らしく時折若い女性と話したりしているのを見かけます。自分もたまに話しては、本当か分からない金運アップの方法を教えてくれますが、それを教えてくれる彼がその状態なので話半分で聞いてます。そのお礼に吉野家の牛丼を奢ります。win-win?の関係です。

 

次に難波のホームレス、実は難波のホームレスとはあまり関わりがありません。というのも日中はどこかに姿をくらまし、夜になるとどこからともなく現れる生活をしているのが多いからです。唯一の思い出は、夜にエンカウントしたホームレスに手に持っていたパチンコの景品のお菓子を奪われたことぐらい。お菓子をくれなきゃ奪い取る、力こそ全てのハロウィンです。口論になり最終的にワンカップを奢るはめになりました。win-loseの関係です。

 

最後に西成のホームレス、これは非常に多い。自分が関わったホームレスの7割はここにいます。21世紀に日本で起きた初の暴動、第24次西成暴動の参加者など様々な人と話しました。ここに関してはまた別記事にて紹介したいと思います。

 

今日この記事を書いたのは、天王寺にいたホームレスでアル中のチョーさん(本名年齢不明)が、消毒用のアルコールの飲み過ぎにより死亡し、発見された日が6年前の今日だったからです。悲しくなったところで今回はこれで仕舞いとします。

 

次回更新をお待ちください。