ビタースイー糖

見通しが甘いことでお馴染み砂糖のブログ

好きなものの話(北斗の拳 サザンクロス編)

どうも砂糖です。

 

毎日更新疲れたので不定期にします。今回ご紹介するのは北斗の拳のサザンクロス編です。

まず北斗の拳は有名な作品ではありますが、え!?北斗の拳ってただ単に戦うだけじゃないの!?ってなる人もいるかと思いますので簡単に説明します。

199X年(近年の作品では20XX年)に核戦争により、海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えましたが、人類は絶滅していなかった!というあらすじです。とはいえ、人類だけじゃなく鳥や犬やらも生きてますし、シリーズ通して見ると人類も割と生きてます。核戦争が起きてから何年経ったかは原作内では描写はされてませんが、核戦争前から人を何人もぶち殺している身長2mを超える奴とかいるので、戦争前から遥かに物騒な世界ですね。

 

さて、まず北斗の拳はアニメ準拠で言うとサザンクロス編、風雲龍虎編などがありますが、第1話から始まるのがサザンクロス編です。

第1話、荒野を彷徨い歩く、胸に北斗七星の形の傷を持つ主人公ケンシロウは空腹から行き倒れてしまいます。近くの村の女の子に発見されて保護をされますが、物騒な世界なので街の牢屋に入れられてしまいます。するとそこにKINGと名乗る野盗集団が現れ、ケンシロウを発見した女の子を人質に取り、食糧を要求します。騒ぎを聞きつけたケンシロウは自ら牢屋を破り野盗の前に現れて、北斗神拳奥義「北斗百裂拳」を浴びせますが野盗は意に介さず、弱いパンチと嘲笑います。次はこちらの番だと野盗が反撃しようとするとケンシロウは一言「お前はもう死んでいる。」刹那、野盗の顔は中から破裂して絶命します。

ケンシロウは一子相伝暗殺拳北斗神拳」の第64代伝承者でした。この時のケンシロウは18歳ぐらい。いや無理がある。

この暗殺拳の代表的な技に「秘孔」というツボのようなものを突き、体を有り得ない方向に曲げて骨を折る、勝手に足を動かせる、体の中から爆散させるなど様々な症状を出させることが出来ます。すごいね。

 

ケンシロウは関東一円を支配するKINGを殲滅する為に、その村を出て彼らが作った街サザンクロスに向かいます。KINGにはボスがいて、更に四人の幹部(スペード、ダイヤ、クラブ、ハート)がいまして、まずスペードと戦います。

ミスミという村の為に手に入れた貴重な種もみを持ち帰ろうとした老人を迫害していたスペードは、ケンシロウと出会います。彼はボウガン使いですが、北斗神拳を極めた者は飛んできた矢などをキャッチして投げ返せる技を持っているので相手にならず、目を潰され逃げ帰ります。そしてその後、ミスミにその怒りをぶつけて殺してしまいます。それを知ったケンシロウはブチ切れて秘孔を突かれ、上半身がへし折れて絶命します。

続いて戦うのはダイヤ(外伝によると本名山村たかし)。彼は棒術を使い、ケンシロウに作中初めて流血させますが「スロー過ぎてあくびが出る」と言われ顔を真っ二つにされ殺されます。

そして次にクラブ(同じく外伝によると本名島谷こうへい、核戦争前は前述のダイヤとヘヴィメタルバンドを組んでいた)。彼はかぎ爪をつけており、奴隷相手に「一瞬でも体に触れれば解放する」というゲームをしますが、いざ触れると「家畜の分際で触るな」と言い約束を反故にしてかぎ爪で斬り殺すTHE・悪人です。あっさりケンシロウにやられ、秘孔を突かれ、ボスの居場所を喋らないと死ぬと言われペラペラ喋ります。しかしケンシロウにそのまま死ねと放置され、「約束が違う!」と言いますが、「お前は今まで約束を守ったことがあるのか?」と正論をぶつけられ、秘孔の効果で背骨を折られて絶命します。

3人の幹部を倒しボスのいるタワーまで辿り着くケンシロウ、そこに待ち構えるは最後の幹部ハート(最近Vtuber化したりした)とケンシロウの胸に七つの傷をつけた男、シンです。ハートは脂肪が凄い巨体で、ケンシロウの秘孔突きも脂肪で塞いでしまいます。そこでケンシロウが取った策は、蹴りを連発し脂肪を分散させて、そこを突くというびっくりするぐらい強硬策でした。それでハートはやられます。雑。

そしてボスのシン、金の長髪に白い服のビジュアル系。ケンシロウの恋仲であったユリアに恋焦がれた挙句、誘拐しました。そのショックでユリアは反応もしない植物人間のようになってしまいました。そうしてハートを倒したケンシロウにそのユリアを見せ、目の前で貫手で胸を貫き殺してしまいます。こわいね。

当然ケンシロウはブチ切れ、シンをボッコボコにします。そうしてシンは負けを認め、数秒後に体が爆散するとケンシロウに宣言されると、お前の拳では死なぬと言い残してタワーから飛び降りて死にます。激情。

しかしケンシロウは飛び降り自殺したシンの死体を運び、墓を作ってあげます。その理由は「同じ女を愛した男だから。」

北斗の拳はこういう男臭いというか、死によって繋がる男の友情物語です。一貫してテーマとしては愛をテーマにしてます。愛を知らぬモヒカンが愛を知って強くなるケンシロウに勝てるわけもないのです。このブログにほぼストーリーを書いてますけど、是非読んでみてください。

 

すんごく長々(普段の記事の2倍ぐらい)書きましたので、ここ辺りで仕舞いとします。

 

次回更新をお待ちください。