ビタースイー糖

見通しが甘いことでお馴染み砂糖のブログ

高校の時の話

どうも砂糖です。

 

今回は以前書かなかった高校の時の話です。とはいえ、特に目立つところがない地味な学校だったので、面白いところは特にないかもしれません。

 

さて、怪我の話の記事でも書きましたが、自分は入学式の日に小指を骨折し松葉杖をついていました。好奇の目で見られたのを覚えています。そりゃこれから新生活だ!って時に松葉杖ついてる奴は何をやってもダメな雰囲気がありますもんね。

そのおかげか、松葉杖の人という覚え方をされて一方的な知名度がありました。それが転じて一時期本名と全く関係のないマツバさんと呼ばれました。本当の松葉さんに謝ってください。

 

自分のいた高校は無駄に進学校(笑)と呼ばれる偏差値が低くはないけど、そんなに高い訳でもない中途半端な学校でした。そのせいかガリ勉崩れのような生徒が何人もいたのを記憶しています。もっと上の高校を目指していたが何かしらの理由で、このレベルまで落ちてしまった哀しき宿命を背負った生徒達です。面構えが違います。勉強する環境ではなく、授業中の大半を遊戯王とDSとPSPで中学時代を過ごしていた自分とは訳が違います。

彼らは勉強だけを糧にして生きる獣だったのか、びっくりするほど一般常識に疎い部分がありました。カラオケ、ボウリングなどの娯楽施設に行ったことはなく、映画館で映画を見たこともないといった感じです。当時から自分は「そこまであらゆるものを犠牲にしたにも関わらず、その程度の学力しかないのはどういうことなんだろう」と思っていましたが、人の心を持つ優しい自分は、それを口に出すことはありませんでした。

しかしある日事件が起こります。その哀しき宿命を背負った内の一人の生徒は恐ろしいほどの対人経験のなさが故に女生徒に心ない言葉を浴びせてしまいました。大顰蹙を買ってしまった彼は、すぐに謝罪をすれば良かったのですが、彼が心のどこかで抱えていた本当はもう少し上の学校に行けていた程の学力があるという、大きくくだらないプライドが彼を謝罪させなかったのです。

そして、その被害を受けた女生徒と交際している男がいました。人の心を持つ優しき男、そう自分です。彼女に代わり、彼と口論をしていましたが、あまりに彼が引かない、謝罪をしないので、思わず先程書いた心に秘めていた言葉のナイフを彼に突き刺しました。

 

彼はキレました。

 

飛んでくる怒号。

 

飛んでくる拳。

 

飛んでくる椅子。

 

その言葉のナイフは恐ろしく鋭く深く突き刺さったようで、彼の人としての理性を完全に失わせてしまったのです。防御もしましたが、理性がある人間と獣のごとく馬乗りになって拳を振るう人間。殺意、覚悟、あらゆる面で差があります。教師数人に取り押さえられるまでの間、ボコボコにされました。

先生による事情聴取により、先に女生徒に心ない言葉を投げかけた彼に責任があるとなり、結果的に彼は停学処分となり、そのまま自主退学しました。自分は顔などを数発殴られたので1日検査入院をしました。

もう二度と会うことはないでしょうが、彼に会うことがあれば受けた数発を一撃で返したいなと思いながら生きています。

 

一つのエピソードで終わってしまいましたが、それ以外特筆すべきエピソードもないのが高校時代です。その他の話はいずれ中学時代の書いていない弱めのエピソードと一緒に纏めて小ネタとして出したいと思います。

 

今日はこの辺りで仕舞いとします。

 

次回更新をお待ちください。