ビタースイー糖

見通しが甘いことでお馴染み砂糖のブログ

中学の時の話

どうも砂糖です。

ツイッターでアンケートを取ったところ中学の時の話ということなので、そちらを書きます。とはいえすぐ話題に困るので高校の時の話も近々書くと思います。

 

さて、自分が通っていた中学校なのですが、一般より少し荒れていました。少しです。中学生という大人の階段を一段登り、新たな生活に胸を高鳴らせていた自分を待ち受けていたのは1日1回防犯ベルが鳴り響く校舎でした。

その中学は3年ごとに普通より悪い世代が入ってくるというジャンプ漫画の設定にありそうなジンクスがあり、ちょうど自分の世代がその世代に当たりました。

エピソードを挙げれば枚挙にいとまがないのですが、特に印象に残ったエピソードを書き連ねていきます。

まず一年生の頃、入学3日目。防犯ベルが鳴りました。人生で初めて聞きました。何か起きたわけではありません、生徒がイタズラで押しました。そして教頭が放送で一言「今のは誤報です。」それだけ。慣れてるな、これはあれだなやばいとこだなと予感出来ました。

入学して1ヶ月を過ぎた頃、ガラスが割れました。理由はカチコミでした。カチコミとは殴り込みのことで、主にヤクザが敵対する組事務所を複数人で襲撃することを言うそうです。暴走族などが相手のアジトを襲撃する際にも使われます、そのカチコミです。

相手は他校の生徒、柔道着を着て金属バットを持って5人現れました。その異様な出で立ちに皆が怯えなのか戸惑いなのか動けずにいると、スッとこちら側から出てくる人影。柔道着を着た同級生でした。

そして校舎の入り口の広い空間で取っ組み合いになる同級生と他校の生徒。夢なら覚めてくれと思いましたが、どうやら夢ではなかったようです。警察が来ました。補導されました。彼らは決闘罪に問われたんでしょうか。今も分かりません。

それとは全く関係ありませんが、一年生の頃に技術・家庭の授業にて、技術科の先生がふざけて工具を使う生徒に怒りながら作業をしているとノコギリで手を切ってしまい大出血をしたことがあります。以上です。

 

2年生になり、同級生の数が二人減りました。こんな学校で学べないと私学へ転校していきました。仕方ないですね。

体が成長した生徒達は、よりパワフルになりました。まず一番印象に残っているのは廊下ライダー事件です。

ある日、授業を受けているとバイクの音が鳴り響きました。中学生にも関わらずバイクを乗り回す生徒はいたので、またバイク乗ってるのかなぁと思っているとどんどんエンジン音が近づいていきます。おかしい、近すぎると考えながらふと、廊下を見るとけたたましいエンジン音と共にバイクが駆け抜けていきました。1年ぶりに頭をよぎるあの言葉、夢なら覚めてくれ。

しかし夢ではありません。先生の怒声と嘲笑うかのようなエンジン音、そして意に介さないように授業を続ける担任。カオスがそこにはありました。これが廊下ライダー事件です。ちなみにそのバイクは教頭先生のでした。

後、もう一つ印象的な事件はガラスダイブです。2年生の頃、昼休み中に鬼ごっこが流行っていました。後はお分かりですね?逃げるためにガラスに頭から突っ込んだ生徒が出てしまいました。上半身を血まみれにし痛がる男子生徒。ショックのあまり泣き叫ぶ女子。驚き戸惑う男子。先生を呼べと叫ぶ生徒達。先に救急車だろと叫ぶ生徒達。そして何故か呼ばれる教育実習生、ショックのあまり泣く教育実習生。地獄はここにありました。そして彼は救急車に運ばれ、2週間入院しました。

 

3年になり、受験も視野に入ってくるのか皆が少し大人しくなり始めましたが、不良には関係ありません。毎年夏休み明けに鑑別所に入っている5人の生徒は無敵です。生徒指導の先生の車のタイヤの空気抜いたり、記念の銅像を抜いて校門前に移動させたり、茶道室の畳を踏み抜いたり、抜き祭りです。そして卒業も近づく冬休み明け、彼らの姿はありませんでした。得意の鑑別所です。こうして卒業までの約2ヶ月間平和に我が中学の時が流れて、無事卒業が出来ました。

ちなみに自分達が卒業した次の年、その5人の内の何人かは勝手に中学校に侵入するなどがあり問題になりましたが、それはまた別のお話。

 

自分は特に問題を起こす生徒ではなく、割った窓ガラスは3枚ほどでした。飴細工のように薄くて粗悪な窓ガラスを使う学校サイドが悪いです。

 

長々と書いたので、この辺りで仕舞いとします。

 

次回更新をお待ちください。